城南BLOG

3月28日(火)、仙台少年鑑別所からの依頼を受けて美術デザイン部の生徒11名が共同制作した非行防止啓発ポスターについて、仙台少年鑑別所より表彰を受けました。本ポスターは、生徒が鑑別所の見学に伺い、所員の方々とディスカッションを行った上で制作したものです。

現代の非行の背景には、「どこにも居場所がなくて苦しんでいる人」や「知らないうちに犯罪に巻き込まれていた」などが増えてきており、いわゆる「悪い人」だけではないことが分かりました。そこでポスターのテーマは苦しんでいる本人に向けた『「苦しい」「助けて」という言葉を飲み込まないで』というメッセージと、そういった方の周囲にいる人に向けた『友達の異変に気付いたら「どうしたの？」という言葉を飲み込まないで』というメッセージを込め、4種類のポスターを制作しました。

このポスター制作については4月19日河北新報夕刊にも掲載されました。仙台市役所や区役所、中学校などに掲示されていますので、見かけた際は近寄ってじっくりご覧ください。