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2/4(土)ブランチ仙台 にて『伝える手ぬぐい』を販売いたします。
科学技術科情報デザインコースの3年生が永勘染工場様のご指導の下、卒業制作として取り組んだ作品を「オーガニックマーケット」にて販売します。作品は授業「課題研究」で制作した伝統工芸や日本文化の柄を描いた『伝える手ぬぐい』です。13人の生徒と指導教員が制作した手ぬぐいの販売活動は日本文化や伝統を伝える啓発活動につなげ、その収益は文化や伝統を保存する団体に寄付する予定です。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
会場) 泉区長命ヶ丘複合商業施設 ブランチ仙台ウエスト 中央広場
日時) 2月4日(土) 10:30~15:30
ご指導、ご協力いただいた団体・企業様(敬称略)は下記の通りです。たいへんありがとうございました。
株式会社 永勘染工場
一般社団法人 Granny Rideto
特定非営利活動法人 まちづくりスポット仙台
BRANCH仙台
◆授業の目的
日本人が日本の職人文化や伝統工芸を知らない、もしくは表層部分で認識しているというコトやモノが多い。その結果か、職人や文化、伝統工芸などの後継者がおらず、消滅の危機に陥っているものも少なくない。何十年、何百年とかけて受け継がれてきた技術が失われるということもある。この危機的状況の中で課題となっていることは、この現状が「知られていないこと」だ。その点に着目し、日本の良き文化や伝統を伝えるデザインチームを結成し、手ぬぐいにその記録を残し、啓発活動をする。
◆授業デザイン
授業内では必要に応じてペアワーク・グループワーク形式を取り入れながら、文献調査・フィールドワーク・市場調査・体験学習等を通して文化や伝統について学習していく。調べた結果、残したい文化や伝統をグラフィック化し、日本人を対象にその魅力が伝わる手拭いを制作し、地域のマルシェなどでの店舗デザイン・マーケティング・販売・啓発活動を行うことで、生徒・教員の知識の深化を図る。その際、SDGsの『8:働きがいも、経済成長も(8.9)』『9:産業と技術革新の基盤をつくろう』『12:つくる責任つかう責任』『17:パートナーシップで目標を達成しよう』という目標の達成に寄与するものとする。