城南BLOG

学校生活

2020.05.11

実るほど頭を垂れる稲穂かな

城南生徒の皆さん、おはようございます。今年の連休は例年と違った過ごし方になったことでしょう。日々変わることのない生活を送っていると、平日なのか休日なのかもわからなくなってしまいそうです。目線を屋内から外へと向けてみると、田植えが始まっています。今まで、何もなかった(土の色だけ)田んぼに、きれいな緑と水が映し出されています。田植えと無縁の人は、田植えのことなんか知らないと思いますが、農業に関わる人は、毎年この連休は同じこのことの繰り返しなんですよ。4月から、荒おこし(田を耕す)、種まき、育苗いくびょう代掻しろか きなど準備を進め、5月に田植えをするという流れなんです(地域によって差はありますが)。そして9月に稲刈り(収穫)となっていきます。自然のものですので、天気に大きく左右されることは言うまでもありません。台風が来たり、日照りで水不足になったり、逆に雨ばかりで日が当たらなかったりと…。豊作の年もあれば、不作の年もある。こればかりは(天気や自然現象等)仕方がありません。実りの秋までの間、農業に関わる人は、稲の世話を続けるわけです(これがほんとに大変)。この努力を知ってか知らずか、稲は様々なことを乗り越えて、必ず実をつけます。

「実るほどこうべ を垂れる稲穂かな。」立派な人(人格者)ほど謙虚であるという意味です。また、人間の成長を表しているとも言われます。若いうちは、緑の苗のように真っ直ぐに伸びていき、力(実)が付き始めると、頭が垂れてくる。今、皆さんは空に向かって真っすぐに伸びる苗です。今は、ただ真っ直ぐに太陽に向かい伸びていくことが大切です。これが、いつか実をぎっしりつめこんだ稲穂となり、頭を垂れることを期待しています。

 

 


(コラム)カウンセラーのつぶやき⑧

 

皆さん、こんにちは。

SCの上西です。

皆さんのご家族に医療従事者や運送関係、介護関係のお仕事に就かれている方はいらっしゃるでしょうか。

他にも大事なお仕事はあるかと思いますが、現状において特に負担の大きい職種だと思います。

もし、ご家族に上記のお仕事関係者がいらっしゃるならば、ぜひ「いつもお疲れ様」と声をかけてあげてくださいね。

 

さて、今日は感謝の気持ちについてお話ししたいと思います。

家族と過ごしていると、「お疲れ様」や「ありがとう」という感謝の気持ちは、感じていてもなかなか言葉にしないことが多いように思います。

特に男性は「思っているからいいだろう」と言葉にしない傾向にあるようです。

疲れている時こそ、お互いを思いあい、支えあうためにも感謝の言葉はとても有効です。

あらたまって言うのは恥ずかしいかもしれませんが、今日このブログを読んだのときっかけに、「お母さん(あるいはお父さん)、いつもありがとね。」と声をかけてみてください。

おうちの中が少しあたたかい雰囲気に包まれると思いますよ。

 

いつもブログを読んでくれてありがとう。


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