城南BLOG
人と人を結ぶ。できることなら…
城南生徒の皆さん、おはようございます。現在「城南サテライト」によるオンライン授業の準備中です。今日はその前の試運転とでもいうのでしょうか、オンラインSHRが実施されますね。このブログをいつ見るかにもよりますが、すでに顔を洗い、髪型を整え、服装を整え、カメラの角度を調整し、自分の顔が一番格好よく、美しく映る準備をしている人もいるのではないでしょうか。皆さんと顔を合わせる(顔を見る)のは、いつ以来でしょうか。お互いに、どのように映るのか楽しみでもあります。結果はどうなるかな(どうだったかな)。
ICT。I(相手の)C(顔を、声を、心を)T(つなぐ)だからICT。こういう使い方、すばらしいですね。
できることなら、直接会って…。でも今は我慢の時です。今日の出来事も、一歩前に進むきっかけ、もしくは一歩前に進む力になったのではないでしょうか。
(コラム)カウンセラーのつぶやき⑦
皆さん、こんにちは。
SCの上西です。
そろそろ学校に行きたくなってきた頃でしょうか。
普段は面倒だと思うことも、いざ無くなってみると寂しく感じる、
人間って不思議な生き物ですよね。
さて、今日は「ひとりで過ごす」ことについてお話しようと思います。
皆さんは、小学校の頃からスマートフォンなどがあって、
誰かと通信できる状態が当たり前として生活してきたかと思います。
家にいても、旅行に行っても、電波がつながる限りは常に誰かと繋がれる状態、
それは裏を返すと「ひとりになれない状態」と言い換えることもできます。
心理学の世界では、人間が成長するのに必要な要素のひとつに「自分と向き合うこと」があります。
「自分と向き合うこと」とは、「自分自身にエネルギーを使うこと」です。
先ほどの「ひとりになれない状態」では、誰かと話したり、誰かと遊んだり、誰かのSNSをチェックしたりと、常に「誰かにエネルギーを使っている」ことになります。
それが続くと、自然と「自分自身にエネルギーを使うこと」が減っていってしまいます。
1日30分でもいいので、スマートフォンの電源をOFFにして「ひとりになれる状態」を作ってみましょう。
「ひとりで過ごす」ことは、自分自身のためにエネルギーと時間を使うこと。
その時間があなたを少しずつ育ててくれるはずです。