TOP > 学科紹介 > 学科・コースブログ > 特進科ブログ

学科・コースブログ

2017.04.21
『東京大学現役合格を総括し,さあ新年度スタート!』特進通信第1号 H29.4.21

48日(土)に始業式・入学式が行われ,いよいよ平成29年度の活動がスタートしました。平成28年度においては,本校(旧名を通して)開学以来初となる東京大学の現役合格者が出ました。この結果の意義について少し触れておきます。

1]東京大学文科三類現役合格!

1に,よく言われる「受験は団体戦」の言葉通り,クラス・家族・教員がチームワークよく一致団結して闘えたということです。塾や予備校に通うことなく,学校での先生方との勉強で合格を勝ち取ったのです。もちろん,ご家庭のサポート,クラスの仲間の励ましにも支えられ,一年中,毎日学校で勉強するスタイルを貫き通しました。大晦日も元旦も日曜・祝日も学校に来て勉強したのです。学校に来なかったのは会場実施の全国模試の日くらいでした。この本人の努力は「凄まじい」の一言です!1年次後半あたりから,東大を目指すと決めて受験までの大きな勉強方針を立て,着実に実施していきました。東大合格に必要なのは,英語の絶対学力と東大の問題に耐えうる数学力の養成です。英語は安定して高得点を取る必要があり,また2次でリスニングも課されることから,英検の勉強と並行させながら学習を進め,1年次で2級,2年次には準1級を取得しました。そして,一番学習に時間を割かなければならないのが数学なのです。文科・理科問わずです。むしろ文科こそでしょう。東大の入試問題で5割位取れれば「御の字」であり,そのレベルに達するには相当な数学の力が必要なのです。そのため,合格者の多くが証言するように,「12年次は徹底して数学を勉強した」ということになるのです。それでも試験に臨めば4割台になることも珍しくなく,それをカバーするためにも英語の絶対学力が必要なのです。3年次からは,国語・世界史・地理の個別指導を始めました。東大の過去問を分析し,どのあたりの大学からレベルアップしていけばよいか先生方に検討していただき,傾向の似た大学の過去問を踏まえ,東大の過去問対策を徹底的に指導していただきました。そういった大きなスパンでの学習計画に基づいて,先生方とチームワークよく本人が学習できたことが合格に繋がりました。

2には,この合格した生徒が「公立高校に不合格で本校に入学してきた生徒」だということです。私は4年前本校に着任するまで,岩手県の私立高校に勤務していました。そこで,合格・不合格を含め,多くの東大受験生にかかわってきました。振り返ってみると,東大に合格した生徒の多くは,入学当初からかなり学力の高い生徒達で,岩手県の公立ナンバーワンの高校に合格できる力を持っていたと感じています。これはあくまで私見ではありますが,誤解を恐れずに言えば,公立高の受験に残念ながら失敗して入学してきた生徒達を育てあげ,学習面なり部活動面なりで好成績を身に付けさせ卒業させてあげるのが,首都圏中高一貫校以外のほとんどの私立高校の宿命であり,言い換えれば,生徒達の目標を達成させてこそ「本物の私立高」であると思っています。

その意味で,今回の本校の東大合格は大変意義深いものがあります。公立進学校を不合格となり,本校特進科に入学してきたわけですから,同レベルの公立進学校が数校あることを考えると,入学時点においては,仙台市内の同学年での成績順位は5001,000番だったと考えられます。もっと下かも知れません。「進学校を不合格で本校に入学した生徒だからやっぱり力があったんだよね」という類の声を耳にすることもありますが,であればこの生徒より成績上位で公立進学校に入学した1,000名程度の生徒達は,みな東大や同レベルの難関大学に全員合格してしかるべきですね。3年間で自分より上位の1,000名程度をごぼう抜きして見事最難関の東大に合格したのですから,私立高として本校特進科の面目躍如なのです。我々の指導内容に改めて自信を深めることができた慶事でした。

2]平成29年度活動開始

さて,その受験結果を受けて今年度の特進科がスタートしました。今年度は1年生29名が入学し,11クラス,22クラス,31クラス体制となります。23年生は通常授業が始まり,早くも受験モードに突入という雰囲気で授業に取り組んでいます。1年生は4/22(土)までは,導入期指導期間となり,様々なオリエンテーションを行いながら,授業は英語・数学・国語を集中して実施し,中学の復習から高1の導入までみっちりこなしていきます。1日も早く,特進科の生徒としての気持ちを確かなものとし,高い目標を掲げて目の輝きが増してくることを期待しています。

 

4月の主な行事

4/29(土)協学会総会・学年総会・学級懇談会

 

文責 特進科長 鎌田

 

  • 【施設・環境紹介】
  • 【進路状況】